ここは「まほろば書簡 第2号」
    http://www.sikasenbey.or.jp/~jkobi/mahoro2.htm です。
    1999年 6月 23日作成




    まほろば書簡 第2号 1987年 9月20日


       1987年度 OB会総会の報告

       6月20日(土)に橿原市にてOB会総会が行われました。反田会長以下帰国直後の新OB・OGを含め9名の参加でした。  新年度の事業報告と今年度の事業計画が反田会長よりありました。募集説明会、近畿ブロック会議等の例年の活動に加えて今年度より新事業として、奈良OB会誌発行、フォスターペアレント、歓送迎会、留学生・在日外国人との交流、奈良OB会員の体験集の作成といった提案があり、承認されました。そして7月末に行われれる『国際青年の村』への参加態勢の報告と依頼がありました。
     奈良OB会誌は『まほろば書簡』の名で6月20日付けで創刊号が発行されました。フォスターペアレントは発展途上国に住む子どもとその家族、地域に対して経済的、精神的援助を行っていくボランティア活動で、世界中に30万人が援助者として参加しています。当OB会としても月額5000円で参加していくことになりました。歓送迎会は奈良県出身の隊員の赴任、帰国に合わせて年2回ぐらい開くことになりました。そして具体的な話にはなりませんでしたが、留学生・在日外国人との交流、奈良OB会員の体験集の作成は今後話を進めていきます。
     堅い話は終わり、酒席となりました。新OB・OGからは任国での新鮮な活躍ぶりが、帰国後10年以上経過したOBからは鮮明な思い出が語られました。海外生活という共通体験を持つ者の楽しい一時になりました。
     現在、県内在住のOB・OGは30人を越えました。その人数からすると総会への参加が少ないように思います。職場が県内でない等の事情があるとは思いますが、年に一度会員が集まって隊員時代の思い出に話の花を咲かせるのもいいのではありませんか。来年の総会で多くの会員の皆様の参加を心待ちにしています。


    ’87 国際青年の村 奈良県の部 顛末記
                                  H・S
     1985年の国際青年年を機会に始まった「国際青年の村」の第3回目は近畿で行われました。世界中の先進国・途上国、計21カ国から集めた162名の青年男女にほぼ同数の全国から集めた日本人青年を一緒にして、一週間ほど行動を共にさせてみよう………という一種の実験がこの青年の村である訳です。
     外国人・日本人、合計約300人の参加青年も大変だったでしょうが、それよりもシンドかったのが彼らをお客様として迎えた大阪、奈良、京都の各受け入れ側でした。「7月28日29日の両日、奈良を訪れる青年の村150人のもてなしをしてほしい。」と事務局である県青少年課から声をかけられたのは、国際交流に関係のある青少年団体なのですが、その中で我々協力隊OB会が中心的な役割を果たすことになろうとは、当初夢にも思いませんでした。
     OB会からの協力者は5人でしたが、先ずOB会長は奈良県の受け入れ実行委員長としてすべての采配を振り、28日の歓迎レセプションでは知事挨拶のあと白いスーツでステージに上がり英語で歓迎スピーチをこなすなど名実共に中心として活躍しました。
    J・Kはあのおっとりとしたキャラクターで受け入れ実行委員会の会議をなごませた上、当日は当然ネパールからの参加青年をもてなしました。
     M・Aはそのスペイン語でメキシコ、パラグアイの参加青年に喜ばれるだけでなく、28日夜の酒場巡りにはその生まれながらの才能を遺憾なく発揮し、
    「いやあ、もてて、もてて。」と申しておりました。
     S・Kは助産婦隊員としての能力を発揮し、病人の世話や医療相談を的確にこなし、参加青年が奈良県各地へ探訪に出かけた後もホテルの本部に残り、緊急時に備える態勢を取っていました。
     そして私、H・Sはない知恵を絞って外国からの青年を案内する28日の体験コースと29日の観光コースを企画立案するということを担当しまして、みんな合わせて協力隊OBの大活躍となってしまったのです。
     28日の体験学習は、県立民族博物館で豆を石臼で挽いてキナ粉を作りワラビ餅を食べるコース、大原着物学園での着付けコース、郡山城跡の永慶寺での座禅コース、桜井のアルボールでの木工コースなど9つのコースに分かれて展開し、29日の観光は奈良町コース、天理教コース、法隆寺コースなど8つのコースの案内を手分けしてこなしました。また、奈良県知事初め300人の規模で行われた歓迎パーティも、外国青年を交えての歌あり踊りありの素晴らしいものでした。
     この国際青年の村が将来また奈良に来るかどうかは知りませんが、受け入れの手伝いに参加して、ああおもしろかった、というのが感想です。OB会諸姉諸兄には二重マルでお勧めする次第です。



     OB会から(社)青年海外協力協会のOB部会へ
                                  小尾二郎
      5月23・24日に東京で全国OB会の代議員会が行われ、全国OB会から財団法人青年海外協力協会のOB部会への移行が決定されました。
     全国OB会を発展的に解消し青年海外協力協会のOB部会への移行という採決で総数56名中賛成52反対3保留1という圧倒的多数でした。私も奈良県OB会代表として賛成に票を投じました。細部では意見の一致をみていない所もありますが、それもOB会から青年海外協力協会のOB部会への移行を検討する長期政策委員会が今後も継続されますのでその問題も解消されると思います。
     青年海外協力隊のOB・OGが5000人を越える今、青年海外協力協会のOB部会となったのは活動資金の確保等、親睦団体としての色彩の濃いOB会から一歩踏み出し多方面にわたる活動が期待できるのではないかと思います。各県ではOBの人数等の点で大きな事業を行っていくことは困難ですが、青年海外協力協会と協力していけば活動が充実してくると思います。また、奈良県OB会は今まで通り存在しますので、親睦会としてのOB会の活動はいままで通り存在しますので親睦会としてのOB会の活動は変わりなく続けられます。だから全国OB会の名称が変わったと共に活動の可能性が広がり、各県・地方でも今までと同様の活動が続けられるのに広がりと可能性が加わったと私は解釈しています。
     OB会の活動はOB・OGの皆さんの協力にかかっています。奈良県OB会の活動を活性化していくためにも皆さんのお知恵を借りたいと思います。いいアイデアがありましたらどんどん出してください。よろしくお願いします。



     編集局より
     「’87 国際青年の村」への参加はOB会として今年度の事業として大きなものでした。7月28日の歓迎レセプションには多くのOB・OGが集まりました。
     第2号は創刊号よりも苦労しました。今後も無理をしないペースで発行していきたいと思います。みなさんの原稿をお待ちしています。



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    奈良県青年海外協力協会