( 学校 1 )

ネパールの学校制度は、小学校が5年、中学校が2年、高校が3年です。小学校から高校まで10年間です。それを12年間に延ばす計画が進められています。日本の教育とは違い、学年の終わりに次の学年に進めるかどうかの判定をします。それが、小学校の1年生からあります。今、学年末の試験を受けているところです。季節的に教室の中よりも外のほうが暖かいですし、教室が狭いこともあり、間隔をあけて座れる外で試験をする学校があります。
( 学 校 2 )
子どもたちには水くみ、家畜の世話、食事の準備の手伝いなどの家の用事が多くあり、毎日学校に来られない子どもが多いです。そのために、勉強を途中でやめてしまう子どもが多いです。小学校へは、同じ年の子の90%以上が入学するようになりました。小学校1年生から2年生になれずにやめてしまった子どもが半数以上で、5年間の小学校を卒業したのが、入学者の30%にもならなかったという調査結果があります。学校での子どもたちは、楽しそうですが、その裏には生活の厳しさがあります。
( 学 校 3 )
小学校での中途退学の問題は、ネパールだけなく、バングラデシュやブラジルなど他の第3世界の国にも見られます。子どもたちが教育を受けられないということは、広範囲のそして重大な問題です。
学校での勉強の教科は、日本のとそう変わりありません。しかし、体育、美術、音楽といった教科の時間は少ないです。教えられる先生が少ないのも理由の一つです。日本の学校から絵が届きました。学校に掲示して、みんなで見ています。
( 学 校 4 )
学校に来る子どもは、男の子のほうが多いです。女の子は、家の用事などのために行けないこともあります。4年生の子どもたちが、絵をかいているところです。ネパールの村では、絵の具などの絵をかく材量が手に入りにくいです。クレヨンは数が少ないので、みんなで分け合って、貸し借りしながら仲良く使っています。
( 学 校 5 )
印刷された花模様にクレヨンで色をぬったものです。子どもたちは絵の時間を楽しみにしています。自分の絵を高く上げて見せているところです。
( 学 校 6 )
学校に教室が少ないために、外で勉強する子どもがいます。大きな木の下に座って勉強しています。暑い季節は、木陰が涼しいです。
( 学 校 7 )
寒い季節には、教室の中よりも外のほうが暖かいです。外に黒板を持ち出して勉強しています。
( 学 校 8 )
文字の書き方の勉強です。授業は、ネパール語で行われます。木の黒板は移動可能で、外での勉強には便利です。
( 学 校 9 )
教室の中での勉強の様子です。黒板は、壁にセメントを塗って作ったものです。机がなく、いすに詰め合って座っています。ノートをひざの上において、書いています。
( 学 校 10 )
教室には、窓と入り口から光が入ります。電灯がないので薄暗いです。激しい雨が降って窓を閉めると、真っ暗になります。また、屋根のトタンに雨が当たってうるさいので、授業ができなくなることがあります。
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