( 人々の暮らし 1 )
まず、町の人々の生活を見ていきましょう。カトマンドゥの街の中心です。買い物の人々でにぎわっています。
ネパールに住む民族は多様です。主なもので30はあるといわれています。国の南住むむインド系から北に住むチベット系まで、さまざまな顔が見られます。
( 人々の暮らし 2 )
街の住宅地です。手前に洗濯をしている人が見えます。各家庭に水道はなく、共同の水道で生活に必要な水を得ます。
ネパールの一人当たりの年間の国民総生産は、約210 U.Sドル(1997年)で、日本のそれの100分の1にもなりません。世界の中の貧しい国の1つです。
( 人々の暮らし 3 )
街にかかる大きな橋の上を行きかう人々です。
経済的な比較だけをすれば、確かに貧しいですが、ネパールでは時間がゆっくり流れているようで、精神的な豊かさが感じられます。日本とネパールの生活の違いに、人の生活の豊かさは何かと、考えさせられます。
( 人々の暮らし 4 )
街角の風景です。食べ物を売り歩く人が中央にいます。
先進国と第3世界の国々との所得格差は現在もひろがっています。南北問題は、解決の方向にいっているのではなく、逆に進んでいるのが現状です。
( 人々の暮らし 5 )
朝の風景です。秋から春にかけて、カトマンドゥ盆地には朝霧がかかります。朝は冷え込みますが、昼は霧が晴れて日差しが強く、暖かくなります。
ネパールでは、ネパール語が話されています。マスコミや学校教育ではネパール語を使います。ネパール語の文字は、インド北部で使われているヒンディー語と同じ、デバナガリー文字です。もともとネパール語を話す人は、ネパール全体の約半分だと言われています。
( 人々の暮らし 6 )
街の中にある共同の水道です。水浴びや、洗濯をする人々が見られます。
それぞれの民族はそれぞれの言葉を持っています。自分の民族の言葉とネパール語の両方を話して生活している人がネパール全体の半数です。その他に英語を学校で教えますので、話せる人がいます。
( 人々の暮らし 7 )
街角でたばこを売る人です。高いものから安いものまで、たばこの種類はさまざまです。収入によって、買うたばこが変わってくるとも言えます。
都市は農村より現金収入が多く豊かです。都市の生活は、外国の品物や情報が次々と入ってきて移り変わりが速いですが、農村はほとんど変化がありません。そういったことから、国内の所得格差がひろがっている事実があります。
( 人々の暮らし 8 )
服を縫う仕事をしている人です。手でハンドルを回しながら、布を動かして縫っていきます。
カースト制と呼ばれる身分制が法律でなくなったとはいえ実際は残っています。カーストが違えば、結婚できない、同席して食事をしないなどの、差別があります。社会がよい方向に変わっていくのに、カースト制が障害になることが考えられます。
( 人々の暮らし 9 )
肉屋でヤギを解体しているところです。肉はすぐに売ってしまいます。生活感覚からすれば、肉の値段は高いので、食べる機会は少ないです。ヒンドゥー教徒は、神の使いである牛の肉を食べません。ヤギ、にわとり、豚の肉は食べます。宗教上の決まりから動物の肉を食べない、菜食主義の人もいます。そのため必要な栄養は、豆や牛乳からとります。
( 人々の暮らし 10 )
街角でおやつを売る人です。車輪がついていて、移動式の台です。じゃがいもをふかして、小さく丸めたものを鉄板の上で油で焼いたもの、野菜をゆでてカレー味をつけたものなどがあります。食事と食事の間、手軽に食べられるものとして、人々は利用します。
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