( 子どもの生活 11 )
毎日水をくんで運びます。水道だけでなく、泉や川から運ぶところもあります。水がめの重さは、20Kgはあります。大変な重労働ですが、いつも家の手伝いで水くみをしているためか、あまり苦にならないようです。
( 子どもの生活 12 )
朝起きて学校に行くまでに多くの仕事をします。水くみは、家族のための大切な仕事の1つです。13歳の女の子ですが、水くみは何年も前からしています。家に井戸がないために、毎朝近所の家の井戸から水をもらっています。でも、雨が降らなくて、井戸がかれると片道1Kmもある遠い泉まで水をくみにいかなければなりません。
( 子どもの生活 13 )
田畑の仕事が忙しい時は、手伝います。12月のある朝、大豆の取り入れをしました。3人は中学生です。学校は、期末試験中ですが畑の仕事は待ってくれません。ヒマラヤが見えていましたがそれどころではありません。
( 子どもの生活 14 )
5月の暑い日、学校が早く終わり、すぐにヤギや牛のえさになる飼料を取りにでかけました。5月は乾季の終わりで、村の近くはすっかり草や木の緑がなくなり、遠くの森まででかけなくてはなりません。2人の少女は中学校へ行く年齢ですが、家の仕事の都合などで学校に行ったり行かなかったりで、小学校の3年生として勉強しています。今は続けて学校へ行っています。
( 子どもの生活 15 )
トウモロコシを運ぶ姉妹です。家畜のえさにします。右側は、妹ですが学校に行っていません。姉は、小学校の3年生です。父親は、インドへ出稼ぎに行っていて、1年のほとんどは母親と姉妹で田畑の仕事をします。下に妹や弟がまだ3人います。今は8月で学校は雨季休みです。この地域では、雨のたくさん降る6月から8月まで2カ月ほど学校が休みになります。しかし、この時は田植え、トウモロコシの植え付け、草取りで大変忙しいです。
( 子どもの生活 16 )
目の見えない少女です。点字で勉強できる学校が村にはありませんので、村から離れて首都カトマンドゥにある学校に行っています。家族と離れて一人で学校の寮で生活しています。学校が長期休みの時に家に帰ってきます。家族が仕事で忙しいので、弟をゆりかごであやしているところです。
( 子どもの生活 17 )
弟や妹の世話をする女の子です。5人兄弟の長女です。小学校の2年生ですが、下の子どもの世話で、ずっと学校に行っていません。すぐ下の妹も同じ2年生で、その子は学校に行っています。
( 子どもの生活 18 )
牛がえさを食べるのを世話をする子どもたちです。母親は小学校の先生で、家は村では経済的に豊かなほうです。でも、子どもたちは時々学校を休んで牛やヤギの世話をします。経済的に苦しい家では、子どもたちが学校へ行くのはさらに厳しい状況です。
( 子どもの生活 19 )
学校から帰ってすぐに、子どもたちがたきぎを集めに来ました。ネパールの村では電気もガスも水道もありません。炊事はたきぎで行います。たきぎを集めるのも子どもたちの大切な仕事の1つです。アジア、アフリカ、ラテン・アメリカの多くの国では、今なお炊事に森林からの木を利用しています。熱帯の森では、木を切りすぎると赤土が現れて、後で木を植えようと思っても生えなくなって、砂漠のようになってしまいます。そしてますます生活に困ってしまいます。ネパールもそのような問題に直面しています。
( 子どもの生活 20 )
ネパールの子どもたちの表情や生活ぶりを見てどう感じましたか。生活環境は厳しいけれども、豊かな表情だったのではないでしょうか。地球上には、さまざまな顔をした人々が住んでいます。肌の色や髪の毛の色が違う人々、話す言葉がの違う人々、障害をもった人々、いろいろです。でも、みんな同じ人間です。どうすれば、この地球で一緒にうまく暮らしていけるかを考えてみてください。
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