No.123
私は性的イジメの被害者でしたが、現在は医師として、大学教員として、幸福な家庭を持っています。過去に性的イジメを受けた人々も元気に立ち直って下さい。一般のイジメと性的イジメは少し違います。10代の加害者は早熟で性欲の抑制が出来ない、どちらかといえば大脳の弱い人(大脳は理性で性欲を抑えます)か、性衝動の中枢(間脳)が違う人が多いようです。そしてクラスの中では私のように生まれつき生意気な性格か、可愛くて、力が弱い子が性的イジメの被害者になりやすいのです。両者とも、性欲の溢れる加害者にとっては、組み伏せて性的征服欲を満足させる対象になりやすいのです。昔から、クラスの中で、教壇の上で手足を押さえられてパンツを脱がされる「カイボウ」というイジメがありました。また友達の家の中では浣腸など(昔は中流家庭には浣腸器がありました)、もっと酷いイジメの方法があったのです。よく自殺した子に、「何で親や先生に相談しなかったのか」という人がおおいのですが、とても他人に話せない恥ずかしいことなのです。だから、身を守るために今なら刃物で斬りつける人もいるでしょう。ある新聞に最近、性被害を受けた小学生の女の子が、警察も、人権保護の委員も、勿論学校も何一つしないで、ついに一家が大変な苦しみを味わう実話が載っていました。私は同性愛にも性器露出にも何の興味もありませんが、加害者の性欲は男女を問わずイジメの原因です。加害者は大人になれば大抵、いじめたことは一切忘れていますが、私の場合、2年後に精神分裂病になった人が一人います。加害者の人権は守られ過ぎています。少年法を改正し、また、加害者の両親には民事訴訟の道を開くべきです。刑罰を抑止力とする現代社会の知恵を学内の暴力にも適用して、警察も導入して下さい。
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