いじめ意見交換の場



No52<男性:3児の父親>


1.いじめへの関心、私の場合

私は、一応、中1、小5、小2の子供を持つ男親です。(一応とは、まだ本当の 親になっていないような気がするからです。)また、自分が生徒だったころ(30 年ぐらい前)にも、あるいは、社会人になってからも、いじめ(いやがらせ)に 間接的や直接的に(意識するしないはあるにしても)関わって来ました。 そういう訳で、マスメディアの情報も気になりますし、自分でも考えたいを思い ます。

2.私の考えるいじめの原因

(1)いじめる人が居るからです。いじめられる人が居るからでは、ありません。

(2)不安

自分も含め、いじめる人には心のどこかに、不安やおびえがあると思います。
不安を解消するためには、絶対的あるいは相対的なより所が必要です。
絶対的なより所は、神であり、大いなるものであるかもしれません。
相対的なより所は、自分以外の人がまず考えられます。自分がどこに立っているかを明らかにしてくれる人々です。ある時は頼りになる人でしょうし、ある時は自分より劣ったと思いたい人でしょう。もし、そのような人々が簡単に見つからない場合、自分でそのように仕向けてしまうしかないでしょう。
特に、閉鎖性の強い学校生活や会社生活においては、より所となる人を見つけるのは、視野が狭くなりやすく難しいです。

(3)人間は、いつかは死んでいく存在だ、と言うことにしっかりと向き合わない。

(4)自分の存在理由が、分からない。

人間は、それぞれにちゃんとした役割をもって生まれてくるのです。
自然科学者が、宇宙の摂理のすばらしさを解明し、後世の人々に語り継ぐ役目があるように、サラリーマンもお互いの生息を助け合う役目を果たさなければなりません。
ほかの人の役に立てる、助けになれるということほど、すばらしいことはありません。
反対に、不倫もセックスも結構ですが、哀しむ人が増えることだけは、やめたいですね。

3.自分の経験から

私は、生まれが山奥ですから、小学校は4年生まで分校に通いました。5年生からは本校に通いましたが、具体的に何をされたかは忘れましたが、山奥から来たという軽視からでしょうか、いつも絡んでくる嫌なやつがいました。すもうのようなことをしている内に、私の投げが決まり、それからは絡んでこなくなったようでした。
中学生のころには、体の小さい人がよくプロレスの技を掛けられたりしていました。痛いだろうなと思いましたが、傍観していました。罪悪感が残っています。
会社生活では、他人の悪口を言ったり、聞いたりしますが、それで気分が清々することはありませんね。後味の悪いものです。


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